『神のみぞ知るセカイ』という漫画があります。
個人的に超名言だと思ったセリフをご紹介します。
「何かを犠牲にして得たものは、結局何かが欠けている」
やることは一つにしろ、よそ見をするな、二兎を追うものは一兎も得ず
とよくいわれますよね。
ですが、いろんなことを犠牲にしているように見える人は、
たぶん犠牲にしているという意識はないと思うんです。
好きなことを追及してるから、他のことが頭にないだけ。
お分かりいただけるでしょうか?
これは僕自身の経験なのですが、
プログラミングに没頭していた時は、
どうやったら問題がクリアできるかをずっと考えていて、
他のことをやったり、気分転換しようという気が全く起きませんでした。
もう完全に取り憑かれたようでしたね。
他のことを犠牲にしている、という意識は全くなく、
本当にどうでもよくなってしまうんです。
何かを我慢するとか、無理をしているという感覚ではありませんでした。
一つのことに集中しているように見えても、
きっと他のどんなことよりも面白いから、
他のことが目に入らないんだと思います。
それを形だけ真似しても意味がない。
一つのことにしか興味がないって、ちょっと寂しいですよね。
やりたいことの組み合わせが一人一人違うからこそ、個性ががある。
意識的に何かを犠牲にする必要はなくて、やりたいことは全部やってしまえばいい。
何かを犠牲にすれば、それだけ本来の自分から離れてしまう。
自分の好きなことを全部追求すれば、道が開けてくる。
そう思うようになりました。
とはいえ、時間は有限なので、やりたいことを全部やっていたら大変なことになります。
そこで、まず軸を1つ決めます。たとえば資格試験の勉強。そして、それ以外のやりたいことは、5分だけ、楽しむことにします。もし漫画が読みたかったら、5分だけ読む。彼氏彼女と5分だけ話す。5分だけ、投資の勉強をする。1時間あれば、12種類のやりたいことが実行できます。
というわけで、神のみぞ知るセカイ、全巻読破した甲斐がありました。
もうひとつ思い出したことがあります。
弁護士の葉玉匡美先生の言葉。
「勉強より大事なことがあってもいい。ただし時間制限付き」


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